バンコクのサービスアパートを利用するメリットやデメリット

バンコクに2週間以上の滞在となった場合に、ホテルを利用すると割高になってしまうし、何か良い住まいはないのかと気になる人もいるかもしれません。

このような場合には、一つの手段としてサービスアパートが挙げられます。

バンコクはほかの国と比べた場合にも、住宅に関しては優秀だと言われています。

料金が安い割には快適な部屋に住むことができ、コストパフォーマンスにも優れている特徴があります。

サービスアパートとは？

その中でも出張に出かける人を中心に人気を集めている住宅の種類がサービスアパートと呼ばれるものです。

どのようなものなのかというと、ホテルとアパートの中間の機能を持つ住宅であるととらえると分かりやすいです。

外装や内装はホテルとそれほど変わることはなく、きれいですみやすい特徴があります。

部屋のタイプに関しては、ほとんどがワンルームタイプとなっています。

まず最初に家賃の中に電気代や水道代、インターネット代が組み込まれているところがほとんどです。

このようなことから、何にどれくらいの金額がかかっているのかを把握する必要もなく、非常に分かりやすいのがメリットです。

またホテルと同じように、掃除やベッドメイキング、リネン類の交換などのサービスが付いているので、特に仕事で忙しい単身赴任などの人の場合には非常にお勧めと言えます。

生活するために必要となる最低限の家具や電化製品、寝具や調理道具などもすべてそろっているため、入居してすぐにあれこれそろえる必要もなく、通常通りの生活をスタートさせることができます。

またフロントにはスタッフがいて、24時間英語で対応できる人であることがほとんどです。

万が一何かしらの問題が発生した時や、困ったことが起きた場合に、24時間相談したり対応してもらえることは心強いことです。

タイは英語がしゃべれない人の方が圧倒的に多いことから、英語で相談することができるだけでもかなり気は楽になることでしょう。

そして施設の中にはプールやサウナ、事務などといった施設が併設されているところもあります。

このような場所で生活をすれば、ちょっとお金持ちになった気分にもなるかもしれません。

物件によっては朝食が付いているものもあるので、至れり尽くせりのサービスを受けることができるでしょう。

このように大きなメリットがありますが、デメリットがあるのも事実です。

デメリットとしては、なんといっても一般的な賃貸住宅よりもやや家賃が割高になっているところです。

日本の東京をみても分かるかもしれませんが、同じ23区であっても区によっては値段が全く異なります。

このように地域や付随するサービスにより値段が異なる特徴があります。

しかしデメリットに関しては値段のことだけなので、お金のことはあまり気にしないというのであれば、一番お勧めの住宅となることでしょう。

そして多くの人が気になることのひとつに家賃相場があげられます。

中には日貸しや週貸しなどでも契約できる物件が多く見られますが、1ベッドルームであっても一日の利用料が約5000円のところもあれば2万円のところもあり、かなり幅広いタイプがあるといえるでしょう。

もちろんこれらは1か月単位で契約することには何の問題もありません。

一般的にコンドミニアムを借りるとなった場合には、日本での敷金に相当するデポジットと呼ばれるものが発生します。

このデポジットは一般的には家賃の2カ月分に相当します。

サービスアパートメントの場合には、必ずデポジットが発生するというわけではなく、契約期間や物件ごとの条件が異なることから、事前にしっかりと確認するようにしましょう。

安いところでは8万円ほどの物件もありますが、この場合にはやや生活するには不便なエリアに該当するといえます。