はじめまして。美容・ライフスタイルライターの吉田真紀です。大手女性誌での編集経験を経て、現在は40代以上の女性の美容とキャリアをテーマに発信しています。
「70代になってもあんなに元気でキレイで、テレビに出てQVCでバンバン売っているのはなぜ?」と思ったことはありませんか?そう、美容家・たかの友梨さんのことです。2026年現在、御年78歳。それでもQVCの通販番組に生出演し、テレビのバラエティ番組にも顔を出し、雑誌でも特集が組まれ続けています。
美容業界を長く取材してきた私でさえ、その活躍ぶりには驚かされます。ただ「すごいな」と感嘆するだけでなく、なぜこれほど長くメディアに愛され続けているのかを、今回は徹底的に掘り下げてみました。たかの友梨さんの半生、QVCでの実績、メディア展開の秘密、そして70代でも第一線で輝き続ける理由まで、詳しくお伝えします。
目次
たかの友梨とは?50年以上のキャリアを持つ美容界のレジェンド
苦労を乗り越えてエステ界をゼロから切り拓いた創業ストーリー
たかの友梨さん(本名:高野友梨)は、1948年1月22日、新潟県南魚沼郡湯沢町生まれのエステティシャン・アンチエイジング美容研究家です。群馬県前橋市で育ち、定時制高校を卒業後に上京。昼間は理容師として働きながら、夜は皿洗いのアルバイトをこなし、帰宅後は美容学校の通信教育で勉強するという超ハードな生活を送っていました。
やがて過労で目の隈やニキビに悩まされるようになり、そこで出会ったのがエステティックでした。「自分のような悩みを抱える女性を助けたい」という思いを胸に、1972年、単身フランスへ渡ります。8か月間のエステ修行を経て帰国後、たかの友梨ビューティクリニックを設立しました。
当時、エステティックは「一部の富裕層が贅沢のために利用するもの」というイメージが強い時代でした。そんな中、たかの友梨さんは「これからは女性が社会で活躍する時代が来る。女性にもストレスを解消してリラックスできる場所が必要だ」という先見の明を持ち、エステを女性のための癒しの場として広めていきました。現在ではたかの友梨ビューティクリニックは全国に直営店を展開する大規模サロンへと成長しています。
現在の肩書きと活動領域
たかの友梨さんの現在の主な肩書きと役職は次の通りです。
- たかの友梨ビューティクリニック代表(美容家)
- 一般社団法人エステティックセラピスト協会会長
- ビューティ&ウエルネス専門職大学 客員教授
- NPO法人地球こどもクラブ副会長
- 公益財団法人School Aid Japan 評議員
- ミス・ユニバース審査員
美容の世界にとどまらず、社会貢献活動にも精力的に取り組んでいます。特にたかの友梨の子供たちへの支援活動はよく知られており、児童養護施設「鐘の鳴る丘少年の家」の後援会長を務め、クリスマスやハロウィンには施設の子どもたちへのプレゼント贈呈や食事会なども継続して行っています。このような人間としての温かさが、多くのファンに支持される背景の一つにもなっています。
また、主な受賞歴をまとめると以下の通りです。
| 受賞年 | 賞の名称 |
|---|---|
| 2017年 | IPSN(国際職業標準機構)栄誉賞 |
| 2019年 | 紺綬褒章受章(天皇陛下より) |
| 2021年 | QVCジャパン ライジング・スター・アワード |
| 2023年 | 第9回プラチナエイジスト賞(ビューティー部門) |
| 2023年 | QVCベストセラー賞(初受賞) |
| 2024年 | QVCベストセラー賞(2年連続) |
| 2025年 | QVCベストセラー賞(3年連続)、2度目の紺綬褒章受章 |
キャリアが長いだけでなく、近年も新たな受賞が続いているのが印象的です。
QVCで3年連続ベストセラー賞!驚異の通販実績
QVC出演のきっかけと初登場から1年での快挙
たかの友梨さんがQVCに初めて出演したのは2020年5月のこと。当時すでに72歳という年齢でした。QVCは24時間通販放送を行うマルチメディア通販企業で、美容・ファッション・キッチンなど多様な商品を扱っています。
初登場から反響は絶大で、商品は次々と完売。なんとわずか1年後の2021年には、過去2年以内に大きく成長したブランドを表彰する「QVCジャパン ライジング・スター・アワード」を受賞しました。”おばあちゃん世代のゲスト”ではなく、QVCの売上を牽引するトップゲストとして一気に台頭したのです。
QVCの公式プロフィールページには「夢を持つこと。目標を持つこと」が”元気と笑顔の源”と紹介されており、QVCゲスト たかの友梨さんのページからもその人柄と哲学が伝わってきます。
ファンデーション・オールインワンジェル部門で売上No.1を獲得
2024年の実績では、QVCにおいてファンデーション部門とオールインワンジェル部門の売上No.1ブランドに認定されています。また、2023年・2024年・2025年と3年連続でQVCベストセラー賞を受賞しており、その人気は年々高まるばかりです。
特に注目すべき数字を挙げると、次のようになります。
- オールインワンジェル「3Dパーフェクタージェル」はたった1日で6万3千個を売り上げたことも
- ファンデーション「フラワーパクト」は毎年TSV(Today’s Special Value)で完売が続出するほどの人気
- 「エッセンスパウダー EX」は販売開始から30年以上のロングセラー商品
これだけの実績を70代で叩き出しているのは、日本の通販業界を見渡してもほとんど前例がありません。
テレビ・雑誌でも引っ張りだこ!マルチメディア展開の実態
地上波からケーブルまで幅広いテレビ出演歴
QVCだけではありません。地上波テレビへの出演実績も豊富です。過去にはフジテレビ系「ビューティー・コロシアム」への出演や、TBSの人気番組「クイズダービー」にも出演したことがあります。近年ではフジテレビの「ボクらの時代」にIKKOさん・アンミカさんとともに出演し、MCなし・台本なしの自由なトークを披露。また「突然ですが占ってもいいですか?」にも登場するなど、バラエティ番組での存在感も健在です。
QVCはCS放送(161ch)・BS12チャンネル・ケーブルテレビほか、QVC公式サイトでも視聴でき、ほぼ毎月のように生出演の機会が設けられています。
ファッションブランドまで手がける多彩なビジネス展開
美容家・実業家としての活動に加え、近年はファッションにも進出しています。たかの友梨さんがプロデュースするファッションブランド「PARACH(パラフ)by たかの友梨」もQVCで展開しており、ゴージャスで大人の品格を感じさせるデザインが評判を呼んでいます。
また2025年には、秋元康氏プロデュースの昭和歌謡グループ「SHOW-WA」をイメージキャラクターに起用するなど、ブランドとしての発信力も常にアップデートされています。2025年6月にはビューティ&ウエルネス専門職大学で「起業論」の特別授業を行い、次世代の育成にも力を注いでいます。
70代でメディアを席巻し続ける5つの理由
では、なぜたかの友梨さんは70代になってもこれほどメディアに求められ続けるのでしょうか。美容業界を長く取材してきた私なりに、5つの理由に整理してみました。
理由①本物の専門知識と現場主義へのこだわり
たかの友梨さんは創業者でありながら「生涯セラピストでありたい」という思いを持ち続けています。スイスの先端エイジング美容、インドのアーユルヴェーダ、ハワイのロミロミ技術など、世界中を飛び回って優れた技術を日本に持ち帰る姿勢は、50年以上経った今も変わっていません。
日本肥満学会員として科学的な知識も持ち合わせており、美しさを「見た目だけのもの」ではなく、医学・栄養学・心理学を組み合わせた総合的なものとして捉えているのが強みです。
理由②自身が体現する”生きた実証”としての説得力
美容を語る最大の説得力は「その人自身の見た目」です。たかの友梨さんが78歳にして若々しく艶やかな肌を保っていることは、視聴者に「この人の言うことなら信じられる」という感覚を与えます。何十年もサロンに通い続けているリピーターのお客様が多いのも、長年の信頼の証です。
QVCでも「永遠の27歳を目指した美容液ファンデーション」といったコンセプトのコスメを次々と開発し、本人がそのコンセプトを体で実証しているのが強烈なメッセージになっています。
理由③挑戦し続けるマインドセット
70代でQVCに初出演し、わずか1年で賞を受賞するという行動力は、年齢を言い訳にしない姿勢の表れです。愛読書が矢沢永吉の「成り上がり」と藤田田の「ユダヤの商法」という点にも、いくつになっても貪欲に成功を追い求める精神が見えます。
たかの友梨さんの好きな言葉は「魅は与によって生じ 求によって滅す」。与えることで人の心を引きつけ、求めることで魅力が失われるという意味です。この哲学が、長年にわたる人気の根底にあるのかもしれません。
理由④社会貢献活動がブランドへの信頼を高める
2019年と2025年の2回、天皇陛下から紺綬褒章を受章していることからも分かるように、たかの友梨さんの社会貢献活動は長年の実績があります。災害支援への私財寄付、カンボジアへの学校建設寄贈、ピンクリボン活動の推進など、事業の利益を社会に還元し続けてきました。
「エステ代金の一部を社会貢献活動に役立てています」というコンセプトは、消費者に「ここで美容を楽しむことが社会の役に立つ」という安心感と誇りを与えます。このブランドイメージの高さが、長期的なファン獲得につながっているのです。
理由⑤時代に合わせた進化を止めない柔軟性
エステサロンだけにとどまらず、化粧品・通販事業・ファッションブランドと事業領域を常に広げてきたたかの友梨さん。SNS時代にも対応し、インスタグラムでは1万6000人以上のフォロワーを持ちます。
また、毎年コスメのリニューアルや新コースの開発を続け、30年以上愛されているエッセンスパウダーEXですら進化を続けています。「昔はすごかったね」ではなく「今もすごい」を維持するための絶え間ない革新が、メディアへの露出機会を生み出しているのです。
まとめ
たかの友梨さんが70代でQVC・テレビ・雑誌を席巻し続けている理由を改めて整理すると、次のポイントに集約されます。
- 50年以上積み上げてきた本物の専門性と現場主義
- 自らの肌で商品を実証する圧倒的な説得力
- 年齢にとらわれない、挑戦し続けるマインド
- 社会貢献によるブランドへの深い信頼感
- 時代に合わせて常に進化する柔軟さ
これらは決して特別な才能ではなく、長い年月をかけて積み上げてきた結果です。78歳で3年連続QVCベストセラー賞を受賞し、2025年3月には2度目の紺綬褒章を受章したたかの友梨さんの姿は、「年齢を理由に諦めることはない」というメッセージを私たちに届けてくれているように思います。
美容に関心がある方はもちろん、人生後半戦をどう生きるか考えている方にも、たかの友梨さんの生き方はきっとヒントを与えてくれるはずです。QVCの生放送や公式サイトのニュースは随時更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。
最終更新日 2026年3月9日 by seifuu






