「総合コンサルティングが何か知りたい」
「総合コンサルティングで働く場合の年収はどれぐらい?」
「太平エンジニアリングの後藤悟志社長のビジネス感に興味がある」

総合コンサルティングはクライアントの言葉に耳を傾け、課題や必要としていることを明確にした上で、文字通り総合的なサポートを行う企業あるいは専門家を指します。
総合とつくだけあって、コンサルティングの対象は限定的ではなく、トータルで行われるのが基本です。
具体的には経営層から社員層に至るまで、層別に抱えている課題を明らかにしたり、総合的な戦略で課題の解決と業務の改善を図ることが挙げられます。
他にも企業戦略や業務のシステムを構築したり、システムを設計して運用を行うのも総合コンサルティングの仕事です。

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参考/後藤悟志、30代後半です。映画が好きで今まで多くの映画を観てきました。
後藤悟志経歴

クライアントとの密な連携、強固な信頼関係の構築が不可欠

このように、ただ単にクライアントと対等な関係を築くだけでは足りないのが、総合的にサポートを行うコンサルティングの特徴の1つだといえます。
クライアントを知り尽くさないと、なにが本当に必要か見えてきませんし、適切と思われるアドバイスやサポートも不可能です。
だからこそ総合コンサルティングはクライアントとの密な連携、強固な信頼関係の構築が不可欠となります。
クライアントとしては、相手に弱みや手の内を明かすことになるので、相応の信頼を感じる相手でなければパートナーになり得ないです。
その為、クライアントの方から相談が行われる場合、相談される側はかなり期待されていたり信頼されていると考えられます。
当然ですが、クライアントは相談先の選定に時間や手間を掛けますし、じっくりと情報を集め比較して候補を絞り込むものです。
それだけにコンサルティングを提供する企業には実績が欠かせませんし、大手企業も手掛けた経験があるコンサルティング企業となれば、他の大手からも注目を集めます。

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業種を問わずに対応したり、成果を出すことが求められる

特定の業種に強みを持っている専門的なコンサルティング企業もありますが、総合コンサルティングには業種を問わずに対応したり、成果を出すことが求められます。
各分野に精通する専門家が揃っていないと業務が成り立たないので、総合的なコンサルティング企業は必然的に組織が大きくなる傾向です。
クライアントを総合的にサポートしなくてはいけないので、対象の企業の規模にもよりますが、担当者の負担はかなりのものとなります。
この業界の勤続年数は平均で5年前後といわれていますから、長期的に働き続けるには厳しいことが分かります。
しかしその分得られるやりがいは相当なものですし、給与も高いので人気があります。
年収でいえば800~900万円、中には1千万円プレイヤーもいる業界なので、活躍できる期間が短いとはいえ人気なのも頷けます。
結局のところ結果で評価される業界ですから、成績が落ちればクビということもあり得ます。
そういう厳しい業界で長く生き残れる人は限られますし、大抵は続けるのが難しくなって自ら転職というケースが多いです。

総合コンサルティングは高収入で常に人気がある業界

そんな総合コンサルティングですが、高収入で常に人気がある業界ですから、人材が不足するようなことはあまりないです。
誰かが抜けても新しい人が入ってくるので、経営や業務の改善を相談したい企業にとって不安はないと思われます。
サポートを受けている間に担当者が変わるのは困りますが、その点も急に変更ということはまずないでしょう。
やはりコンサルティング企業はクライアントとの信頼関係を重視していますし、信頼を損ねるようなことは避けたいわけです。
総合コンサルティングの仕事に向いているのは、会社経営や組織というものに精通していたり、多角的に分析して改善の提案が行える人です。
場合によっては組織を大きく変えるお手伝いをすることになるので、自信を持って提案できなければいけませんし、責任を負えない人には務まらないです。

経営者からだけでなく従業員からも信頼されなくてはならない

また、経営者からの信頼だけでなく、従業員からも信頼されなくてはならないので、そこを客観視できることも適性の条件の1つとなります。
クライアントからの要望は多岐にわたるので、対応するコンサルティングも複数人のチームという形になるのが普通です。
メンバーをまとめるマネージャーを筆頭に、プロジェクトを進行させるコンサルタント、コンサルタントの指示で情報を集めたり分析するアナリストなどで構成されます。
それと、共同経営者でクライアント共に自社の発展に取り組むパートナーという職もあります。
必須のスキルとなるのはまず高いコミュニケーション能力で、相手の話を聞いて理解すること、相手が欲しがる答えを提供する能力です。
それには物事を論理的に考える思考力が必要ですし、説得力のある説明ができるかどうかが問われます。
専門知識も勿論そうですし、実務経験も場合によっては必要性が増すでしょう。
仕事に年収が見合うかどうかは人によるでしょうが、上を目指せば1千万円を超えられるのは確かです。

まとめ

実績を積めば信頼が増して更にクライアントが増えることになりますし、転職の道もひらくことができます。
経験と実績が年収に繋がるのは確かで、それが将来的に生きる価値となるのも間違いないです。
結果が全てなので厳しい業界ではありますが、結果を出してクライアントに感謝される時に感じられる喜びは一入となるはずです。

最終更新日 2025年6月25日 by seifuu