KRHは、くさび式足場システムのパイオニアといわれる会社です。
昭和62年に岐阜県羽島市に信和サービスという会社名で設立し、翌63年にはくさび式足場架け払いリース事業を発足しました。

平成2年からは仮設トイレや仮設浴室のレンタルも始めています。
平成5年には岐阜だけでなく横浜にも営業所を設立し、その後愛知や新潟、埼玉などにも営業所をつくるなど業務を広げている会社です。

参考>>クサビ式足場のKRH株式会社についてのまとめ – NAVER まとめ

 

KRH株式会社はくさび式システムの優位性に注目

そして早くからくさび式システムの優位性に注目をし技術開発に努めてきたので、この分野の「元祖」と自負をしているので、元祖ならではの潜在力を発揮してシステムの普及に一層貢献するため、「人」をとても大切にしています。

開発や製造をするのも販売やレンタルをするのも、架払いをするのも人がいなくてはできません。
一人ひとりが夢を共有することで大きなネットワークになり、さらなる広がりを見せていくと社長は語ります。

建設現場で高所作業を行うために仮に組み立てる構造物を足場といいますが、くさび式システムとは、緊結部が一定間隔についている鋼管を支柱として手すりや筋交などを鋼管の緊結部にくさびで緊結するタイプです。
くさびは固い木材や金属製の三角形かv字型の道具で、ハンマーを使って簡単に組み立てられます。

 

くさび式足場のメリットについて

使う材料はジャッキと支柱、踏板や手すり、ブラケットや筋交、鋼製階段などです。
くさび式システムは簡単に組み立てられて組み立て時間をほかの方法よりも20%ほど早く終えられることや、結束がコンパクトにできるので輸送にコストがかからないこと、亜鉛メッキが処理されていて錆びにくく耐久性もあるというメリットがあります。

KRHはこのくさび式の足場を昭和50年代半ばには誕生させ、それ以来もっと能力が発揮できるようなものを製造し、組み立てや解体などにおける一連の作業が安全に効率よくできるように技術の向上に努めてきました。
その甲斐があってくさび式システムは業界の主流となり、初めは低層建築用として使われていたものがだんだん中高層の建築にも使われるようになり、ますまます需要が高まり続けています。

KRHはくさび式システムの先駆者として、経験豊富な営業チームと設計・施工地チームがどんな現場においてもより良いサービスを提供し、課題があればベストな回答者となるべく活躍をしています。

 

KRHが行うレンタルシステムの役割

平成25年に岐阜県内に専用の新工場を開設しました。
最新鋭の設備を使って、鋼材の加工から部材の組み立て溶接や溶融亜鉛メッキまで一貫してできる大規模で、安全で高度な自品質管理体制を有する工場です。

この工場にこれまでに苦楽を共にして技術を支えてきた開発技術者陣が集結し、さらなる開発やシステム化、ユニット化、制度や安全性・耐久性に優れ、施工や運搬またストック時の利便性も良くするような製品を作るためも取り組んでいます。

KRHが行う、レンタルシステムの役割もとても重要です。
緊急なニーズや大口のニーズにも柔軟でスピーディな対応をすることが大切で、しかもレンタル製品は何度も使ったものであっても新品のようであることが重要です。

KRHでは経年仮設機材管理基準適用指定工場の認定を受けていて、本店だけでなく全国8か所の営業所でも金属の疲労や腐食などの適性管理をしたうえで出荷していることと、一回の事故で10億円まで補償ができるレンタル賠償責任保険を用意しているので、安心してレンタルをすることができます。

 

株式会社KRHのあゆみ

これまでに一棟一棟の建物に足場を架けてきた実績があるからこそ、中高層建築物へも適用できるようになった技術も特徴的です。
くさび式のシステムが木造建築専用のように思われていた時代がありましたが、その頃から自主的に行った強度試験に基づく強度検討書を基準監督署に提出し個別許可によって行ってきました。

その積み重ねが社団法人仮設工業会による技術基準を満たすようになり、厚生労働省建設安全対策室の推薦をもって業界の標準として認められました。
そのために中高層建築や大規模な建築物に対しても用途が広がり、さらに円形専用システムという特殊な用途も用いながら迅速でローコストを実現させ、業界のリーダーとなってきたのです。

現在足場業界で主流となっているのは、くさび式システムよりも枠組み式の方です。
それでもKRHにおいてはくさび式システムの方が、安全性も施工スピードも精度もコストもどれも優秀だと考えているので、今後もお客様に対してこれらのメリットをしっかりと伝える地道なプレゼンテーションでくさび式システムを勧め、社会に広めていくことを使命としています。

 

まとめ

当社のくさび式システムを購入したお客様には、ネットワークの大きさを生かして多くの工事を委託し、そのお客様の事業をもっと拡大できるようなサポートをすることも事業目標の一つです。
そして今後も工事に関わる若い事業者にとって育成係となることができることも目標として掲げている会社です。

最終更新日 2025年6月25日 by seifuu